断熱のメリット

断熱方法の違いによるメリットとデメリット

断熱方法には、外断熱工法と内断熱工法の2種類があります。 内断熱工法は、外壁の室内側の柱の間などの空間にグラスウールやロックウール、ファイバーウールなどの布団の様な物を詰めてプラスターボードなので蓋をして、ビニールクロスを貼って熱を遮断します。施工費用は、外断熱に比べて比較的リーズナブルなメリットがあります。 しかし、建物内部と外気の温度差が大きくなる為に、特に冬場は結露を起こします。 一般の方は、窓の結露ぐらいこまめに拭けば良いと思われがちですが、窓が結露しているならば密閉された壁内も結露していると考えられます。 実際にグラスウールなどが湿気を吸い込み重くなり、壁内の下にずり落ちカビを発生したり、家屋の構造材を腐らせて耐久性を低下させるデメリットがあります。

欧米諸国は外断熱なのに日本は内断熱なのは何故

欧米諸国は外断熱が主流ですが、日本では内断熱が主流です。 日本では、家屋に対する外気温を遮断すると言う考え方の歴史は浅く、雨天でも作業が出来るなどの建築業界の都合が優先され現在に至っています。しかし、結露の問題や建物自体の寿命が短いと言う現実が、大きな社会問題となっています。 日本のマンションの平均的な寿命は40年〜50年とされ、欧米諸国の建築物に比べて圧倒的に短いとされています。欧米諸国では、一般市民の間で100年以上の物件が普通に取引されています。 内断熱の建築物は外気温と建物内部の温度差が大きい為に、鉄骨がコンクリート内部で伸縮を繰り返しコンクリートにヒビを生じさせヒビより水分が侵入し鉄骨を腐食してしまいます。 この現象が、日本の建築物の寿命が短い理由とされています。